ウガンダ


国旗のデザインの由来


中央にカンムリヅルが立っている珍しい旗。カンムリヅルはウガンダの国鳥として慕われている鳥です。これは、カンムリヅルがウガンダの歴代王朝や各部族のシンボルに採用された史実が一度もなく、その中立性が高く買われたためといいます。
はアフリカの土地と人々、黄色は太陽の輝き、は他のアフリカ諸国との同胞愛をあらわしています。

※民用旗で使われるときは中央の白丸とカンムリヅルは省かれます


ウガンダの国名について

国民の最大数を占めるガンダ族の国を意味する「ブガンダ」に由来。1962年、ブガンダ王国がイギリスの保護領から連邦の一員として独立する際に、スワヒリ語の表現である「ウガンダ」となった。


ウガンダの歴史


ウガンダはアフリカ中東部に位置する赤道直下の内陸国。高原が多く、南部には世界第3位の広さを誇るビクトリア湖が広がっています。肥沃な土壌と豊かな森林に恵まれていますが、度重なる部族抗争や権力闘争によって絶えず政情は不安定です。さらに、近隣諸国のルワンダやコンゴ、スーダンなどの戦乱から逃げてくる難民たちの避難地となりやすく、2003年には避難民が156万人にも達しました。そのため、治安や食糧難の面でも常に不安を抱えています。


  • 1500年頃、ブニョロ王国がおこり、17世紀に最盛期をむかえる。その後、南のブガンダ王国が勢力を伸ばした
  • 18世紀頃、イスラム商人が到来し、イスラム教を伝えた
  • 19世紀頃、ヨーロッパのナイル川探検隊が入国、その後イギリスが進出し、1894年にブガンダ王国を保護領とした
  • 1962年、部族国家4国の連邦制でイギリス連邦の一員として独立し、翌年、共和国になった
  • 1966年、オボテ首相が大統領となったが、1971年に軍人のアミンがクーデターを起こし実験を握る。反対する人々約30万人を粛清したといわれる
  • 1979年、ウガンダ民族解放戦線はアミン大統領を追放。その後もクーデターが起こるなど政局は混乱したが、1986年以降は安定している

ウガンダの国データ



正式名称 ウガンダ共和国
英語表記 Republic of Uganda
漢字表記 宇岸蛇
首都 カンパラ
略号 UGA
面積 24万1000㎢(本州とほぼ同じ)
人口 4286万人


通貨 ウガンダ・シリング
言語 英語、スワヒリ語、ルガンダ語
民族 バガンダ族、ランゴ族、アチョリ族など
宗教 キリスト教、伝統宗教、イスラム教
独立年 1962年にイギリスから独立
国旗の比率 2:3
在留邦人数 311人

Information


ウガンダ国旗

UGANDA
(3:5)


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