ソロモン諸島
国旗のデザインの由来と意味
青は太平洋と川や雨などの水資源を、緑は豊かな国土、森林、収穫を、黄色はそれらの根源である太陽をあらわします。5つの星は、南十字星を示唆しているとともに、この国の主要な5つの島々(州)を示しています。(現在は9つの州になっています)
ソロモン諸島の国名について
1568年、スペインの探検家メンダーニャが来航。彼が探検の拠点南米ペルーに帰還後、伝説のソロモン王の島を発見したと吹聴したため、この名が定着したという。
ソロモン諸島の歴史
この島には、16世紀にスペインの探検家メンダーニャが渡来し、そこで砂金を発見しました。そして『旧約聖書』にも記述されている、古代イスラエルの王ソロモンが栄華を求めて黄金を運び出したとされる伝説の島々になぞらえて、ソロモン諸島と呼ばれるようになりました。1893年以来イギリス領となっていましたが、1978年に独立しました。
- 1568年に来島したスペイン人が初のヨーロッパ人
- 19世紀半ばまでに捕鯨船が寄港し、宣教師や交易商人が来航
- 1884年 諸島北部がドイツ領になる
- 1893年 諸島南部・中部・東部がイギリス領になる
- 1899年 サモアとひきかえにソロモン諸島北部のドイツ領も含めたイギリス保護領ソロモン諸島が成立
- 1942年 日本が占領、激戦の末、翌年アメリカが占領した
- 戦後再びイギリス領となるが、島民の不満から1975年に自治政府が成立
- 1978年 立憲君主国として独立
ソロモン諸島の国データ
| 正式名称 | ソロモン諸島 |
|---|---|
| 英語表記 | Solomon Islands |
| 漢字表記 | 所羅門諸島 |
| 首都 | ホニアラ |
| 略号 | SLB |
| 面積 | 2万8900㎢(岩手県の約2倍) |
| 人口 | 65万人 |
| 通貨 | ソロモン・ドル |
|---|---|
| 言語 | ピジン英語、英語 |
| 民族 | メラネシア系、その他ポリネシア系、ミクロネシア系、ヨーロッパ系、中国系 |
| 宗教 | キリスト教 |
| 独立年 | 1978年にイギリスから独立 |
| 国旗の比率 | 1:2 |
| 在留邦人数 | 108人 |