ニジェール
国旗のデザインの由来と意味
中央に、太陽と独立をあらわすオレンジの円を置いた横三色旗。
オレンジ色はサハラ砂漠、白は希望と純粋さ、緑はニジェール川に接する南部の肥沃な大地をあらわしています。
ニジェールの国旗はインドの国旗🇮🇳とよく似ていますが、因果関係はありません。
ニジェールの国名について
「大きな川」「語り部の川」「黒い」などの意味を持つニジェールの川に由来する国名。ナイジェリアの国名と同じ由来で同じ地域を指しているが、ニジェールはフランスの、ナイジェリアはイギリスの植民地であったため、それぞれフランス語、英語の読み方で別の国を指すこととなった。
ニジェールの歴史
- ニジェール川流域では15〜16世紀にソンガイ帝国が栄え、17〜19世紀にトゥアレグ・プール人が支配した。
- 19世紀後半にフランスが進出して、1922年にフランス領西アフリカの一部となる。
- 第二次世界大戦後、独立運動が高まり、1960年に独立。
- 1969〜74年に大干ばつに見舞われ、政権への不満から1974年にクーデターが起こり、軍政がしかれた。
- 1989年、新憲法が成立し民政にうつる。翌年、複数政党制を取り入れるが、その後のクーデターが起こり、1999年に大統領が暗殺されるなど、政情は不安定になる。
- 1990年頃から、北部のトゥアレグ人の武装集団による反政府ゲリラの活動が続いている。
ニジェールの国データ
正式名称 | ニジェール共和国 |
---|---|
英語表記 | Republic of Niger |
漢字表記 | 尼日爾 |
首都 | ニアメ |
略号 | NER |
面積 | 126万6700㎢(日本の約4倍) |
人口 | 2148万人 |
通貨 | CFAフラン |
---|---|
言語 | フランス語、ハウサ語など |
民族 | ハウサ族、ジェルマ・ソンガイ族、カヌウリ族、トゥアレグ族、トゥープー族、プール族など |
宗教 | イスラム教、キリスト教、伝統宗教など |
独立年 | 1960年にフランスから独立 |
国旗の比率 | 6:7 |
在留邦人数 | 14人 |