トリニダード・トバゴ
国旗のデザインの由来と意味
赤は国家と国民の活力と太陽の恵み、勇気、友愛をあらわします。白は海、平等、大きな希望を、黒は団結と献身、力と富、国土の豊かさをあらわしています。また、2本の白い線はカリブ海と大西洋、2つの島(トリニダードとトバゴ)を、斜めの線は国民の向上心を、赤・白・黒の3色は地と水と火をあらわします。
この旗は、1962年にイギリス連邦の一員として独立したときに公募デザインコンテストによって選ばれたものです。赤地に白と黒の帯が斜めに入っただけのシンプルなデザインですが、旗に込められた意味がとても多いのが特徴。独立に先立ち、国旗や国章を定める委員会によって「国の進路を示す旗」として発表されました。
トリニダード・トバゴの国名について
「トリニダード」はスペイン語で「三位一体」を意味し、1498年に来航したコロンブスが名付けました。「トバゴ」は先住民の言葉で「丘陵(きゅうりょう、あまり高くない山地のこと)」を意味するとも「タバコ」を意味するともいわれている。
トリニダード・トバゴの歴史
1498年にコロンブスが「発見」して以来、200年以上スペインの支配下にありました。その後イギリスの植民地となり、農園の労働力として、西アフリカの黒人奴隷やインド人が連れて来られました。1962年に独立。1976年に共和制に移行しました。
トリニダード・トバゴの国データ
正式名称 | トリニダード・トバゴ共和国 |
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英語表記 | Republic of Trinidad and Tobago |
漢字表記 | 特立尼達・多巴哥 |
首都 | ポート・オブ・スペイン |
略号 | TTO |
面積 | 5130㎢(千葉県よりやや大きい) |
人口 | 139万人 |
通貨 | トリニダード・トバゴ・ドル |
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言語 | 英語、ヒンディー語、フランス語、スペイン語、トリニダード・クレオール語 |
民族 | インド系、アフリカ系、混血、その他 |
宗教 | キリスト教(カトリック、英国国教会など)、ヒンドゥー教、イスラム教など |
独立年 | 1821年にスペインから独立 |
国旗の比率 | 3:5 |
在留邦人数 | 75人 |